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8月24,25日 新たな食のブランドづくり@きりしま

 今回のテーマは,霧島市の農事組合法人黒毛島豚放牧農場様にご協力を頂き,飼育している黒毛島豚をもっと世間に知ってもらうための方法を考え,霧島の新しい食ブランドを作ること。当日は,霧島市内の高校生6名+市外高校生4名+大学生3名計13名が3グループに分かれ,企画発案→プレゼン→振り返り→新たな目標設定までの流れを2日間で行いました。

 松枝さんの他に,加世田常潤高校 西垂水先生,第11代霧島ふるさと大使 児玉さんにもお越しいただき,第一次産業や霧島について学ぶワークショップも行いました。今回のミッションとかたあしプロジェクトについて説明後,自己紹介を兼ねたアイスブレイクとチーム対抗アイスブレイクも行い,全員を仲間として迎え入れる準備を丁寧に行いました。アイスブレイク後,当イベントのルールとは別に自分たちのチーム内で大切にしたいグランドルールを3つ決め,全員で共有しました。

【チーム シェアハピ】思いついたら発言/遅刻NG/意見をシェアする
【チーム Blue tea】笑顔/思ったことは発言+拍手/目を見て話す
【チーム BMD】執念/羞恥心/集中

◯ゲスト講話内容◯
【農事組合法人黒毛島豚放牧農場 松枝俊顕さんのお話し】
・松枝さんが養豚農家になるまでの経緯
・黒毛島豚放牧農場で行っていること
・黒毛島豚と普通の黒豚(バークシャー種)との違い
・松枝さんの想いやこだわり
・今回のミッションのアイディアにつながる一例紹介

【第一次産業について】
ゲスト講師:西垂水武さん(加世田常潤高校食品プロデュース科主任)
目的:第一次産業の現状と課題,商品を作るうえで大切にしたいことを学ぶ
・農家は,風土に合ったもの,他産地と競合しないものを栽培飼育している
・「ここにしかない」ものや名前はブランド価値がある 
  例:さつまいも かごしま黒豚等
・第一次産業の課題→後継者不足
・鹿児島県の第一次産業の課題→原料供給基地
・「価値」は人によって違う
・「伝える」と「伝わる」の違い

【霧島について】
ゲスト講師:児玉早さん(第11代ふるさと観光大使)
目的:霧島市の魅力や観光について知る,霧島市第二次総合計画とゲンセン霧島を紹介
・ふるさと観光大使の活動
・県外の方から見た霧島市
・霧島市が目指していること
・まちのにぎわいってなに?
・霧島の食の魅力
充実した約40分間の霧島ワークと第一次産業ワークを終え,頭をフル回転させた皆さんにお昼休憩タイム。雑談をしながら,情報共有を図ります。

◯当日の様子◯
 今夏,松枝さんご夫婦でテイクアウト専門店「おひさまのおと」を国分重久に開業したばかりとのことで,初日夕食,二日目朝食,昼食を愛情込めて作ってくいただきました。コンセプトは霧島の昔ながらの文化や食べることの大切さを伝えたいとのことで,心も体も100%栄養補給!初日夕食では,出産を控えた豚の様子をライブカメラで特別に見せていただき,全員興味津々でした。

二日間を通じて、地域のことや特産品のことを知り、その裏には多くの人の苦労やアイディアがあり、その積み重ねで地域が形成されていることに気づくことができました。

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