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 今年度から始まった、桜島のアーティスト・イン・レジデンス「Art Meetsふるさと」。
招聘アーティストが決定し、年内にかけて桜島を中心としたリサーチと制作が始まります。
 第1回目は、写真やヴィデオ・インスタレーションを手がけ、世界でご活躍されているヴィジュアル・アーティストの菊地智子さんです。本企画では菊地さんの作品世界に触れ、滞在制作が充実したものになるよう参加者とゲストで情報交換をしていきます。国内で指折りの写真賞「木村伊兵衛賞」の第38回受賞作品『I and I』を中心に、これまでの作品について解説いただきます。

 また長島美術館で10月に開催される「生きる私が表すことは。鹿児島ゆかりの現代作家展」を主宰する、県内のインディペンデントキュレーターの原田真紀さんによる現代アートの基礎知識や楽しみ方のレクチャーもあり、よりアートを身近に感じてもらう機会となっています。
 オンラインでも視聴できますので、全国どこからでもご参加ください。

日にち:11月7日(日) 15:00〜17:00
場 所:桜島シーサイドホテル 鹿児島市古里町1078−63
費 用:1000円(島内割り500円) 希望する方は500円で入浴可能
推奨アクセス:桜島フェリー(14:00)→バス桜島港(14:30)→バス文学碑前(14:47)
       バス文学碑前(17:18)→バス桜島港(17:35)→桜島フェリー(17:45)
内 容:①Art Meets ふるさとについて
    ②はじめての人のための現代アート(原田氏)
    ③過去作品の紹介(菊地氏)
    ④参加者とゲストによるダイアログ
申し込み:「申し込みフォーム」より、お申し込みください。
注 意:本イベントの内容について、SNSでの公表は禁止いたします。
コロナ感染対策について:
当日はマスクの着用、換気、アルコールでの手洗いの徹底をした上で開催いたします。
また、下記条件に該当する方の参加は見送らせていただきます。
①体温が37.5℃以上の方
②近親者に1ヶ月以内でコロナウイルス陽性者がいる方
③その他コロナウイルス感染に類似する症状のある方
主 催:一般社団法人folkloreforest
連 絡:080-6955-1688、info@folklore-f.org


○菊地智子氏(写真・ヴィデオ・インスタレーション作家)
 武蔵野美術大学空間デザイン学科ファッションデザイン学部卒業。写真、ヴィデオ、インスタレーションを主なメディアとして、セクシュアリティー、生と死、国境など、現代社会における様々な「境界」をテーマに、「境界」における個人の心の揺れ、相反するものや様々な矛盾の間に生み出される衝突により被写体の内外で生まれるエネルギーを視覚化している。「I and I」で2012年度第38回木村伊兵衛写真賞、2015年には「The River」で第1回プリピクテジャパンアワードを受賞。写真集に『I and I』(L’Artiere イタリア)。森美術館、東京都写真美術館、川崎市民ミュージアム、Fondazione Modena Arti Visive(イタリア)、Kadist Art foundation(サンフランシスコ・パリ)に作品が所蔵されている。

アーティストHP

○原田真紀氏(インディペンデント・キュレーター)
福岡生まれ、鹿児島在住。福岡県内の美術館勤務を経て、展覧会やアートイベント等の企画・展示を行う、フリーランスのキュレーターとして活動する。主な展覧会企画に「描かれた〈筑豊〉」(田川市美術館/2002)、「“直観”のジオラマ」(福岡市美術館/2014)、「秋の種2020 しまうちみか個展〈自立について〉」(福岡アジア美術館/2020)のほか、百貨店や病院での展示、ワークショップ、アートホテルなどの企画に携わる。鹿児島県では「つくる学校」「ママとこどものアートじかん」など、市民目線からアートや公共性を考えるプロジェクトなども。

2021年度主宰イベント「生きる私が表すことは。」

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