子ども若者・教育機関
子どもの社会を生き抜く力を育む、サポートと仕組みづくり
❚ 社会背景
進学・就職による18歳での人口減少、子どもの困窮率の高さ、大学進学率の低さなど、地方での子ども・若者を取り巻く環境は厳しく、大切に子どもを育んでも県外に出てしまう状況があります。
また、ブラック企業・バイト、奨学金問題、大学中退率の高さ、早期離職など、社会に出てからも様々なハードルがあり、アクシデントにつまずかず就職をして3年働き続ける人材は3人に1人と言われています。学齢期での将来に対する視点や社会を生き抜くスキルの習得が急務な時代と考えています。
❚ 手法
子どもと社会との接点を「キャリア教育※」の観点からつくり、「生きる」「働く」「学ぶ」ことについて考え行動することを促していきます。子どもたちは、進路について考えるときに知っていることの中から将来を描きます。多様な職業や生き方、豊かな価値観を持っているか持っていないかで、描く未来のいろどりは大きく異なります。情報としての職業や進路の話ではなく、大人の想いや気持ちに触れることや体験を通じた理解など、これらを通じてより積極的に、そして家族や地域のことも考えた未来を描けるような学びをお届けします。
※一人ひとりの社会的・職業的自立に向け、 必要な基盤となる能力や態度を育てることを通して、 キャリア発達を促す教育。
❚ 「提供できること」
●社会人による出前講座の運営
学校の年間プログラムに沿って、希望する講座内容を運営コーディネートします。
- 職場体験に関する内容…職業理解講座、マナー・コミュニケーション講座。
- 総合学習に関する内容…進路・キャリア教育講座、生き方を考える講座、○○になるには講座。
- 専門的な学習に関する内容…専門的スキル・職業に関する講座など。
●教育プログラムの企画運営
短発で学びの多い講座から、長期間でじっくり学ぶ講座まで、学校の状況に合わせてプログラムを企画運営します。
- プロジェクト型、たくさんの講師をお招きした学習、校内外での体験型学習など。
●学校の魅力化サポート
社会の変化に合わせた教育内容の見直しや運営体制の構築をお手伝いします。
- 外部人材の活用・育成(コミュニティスクールの運営含む)、他地域の取り組みについての情報提供、キャリア教育や地域活動の教員研修など。
●子ども・若者、それを取り巻く家族への個人相談
進路や不登校など将来に関する本人や関係者との相談を受けつけます。