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今夏県内3ヶ所で開催されたQuick&Chalkプログラムの参加高校生・大学生は延べ55人。ゲスト・協力者の皆様は24人。参加学校9校。提案内容11。となりました。ご協力いただいた皆様には、この場を持って御礼申し上げます。

当日初めて顔を合わせたメンバーが、1泊2日で地域の課題を解決する提案を考えることは並大抵なことではありません。これまで、大人がなんとかしようとしてきた難題に、高校生大学生が向き合うので、その背景や情報理解から始まります。それぞれが持っている知識量、スキルやマインド、地域にかける思いやモチベーションは個人によって異なり、ディスカッションがうまくことの方が少ないように思います。

自分を変えたい。地域課題に興味がある。親や教師に勧められて参加した。なんとなく面白そうで参加した。地域活性に関する進学先を希望しているなど。参加者の動機もそれぞれです。ですが、ゲストによる情報提供をうけ、地域には困っている状況があること、思いを持って事業に携わっている人がいることを知ります。すると、目に力が入り、言葉に自分の思いがのってきます。ただのイベントではなく地域の担い手として何ができるのか、主体性が発揮され始めることを肌で感じます。

「無力無知だが、自分たちに何かできることがあるのでないか?」
「こんなことができれば、地域の人も私たちも楽しいのではないか?」
「このアイディアは、まだ行われたことはないのではないか?」

しかし、思いがあってもディスカッションはうまくいかないし、提案内容が充実するわけでもありません。参加者は、うまく自分の考えていることを言葉にできない。発言しても意味ないのではないか。など、個人の中に葛藤があります。メンバーのサポートがあり、紆余曲折や葛藤を乗り越え、ディスカッションやアイディアは少しずつ形になっていきます。

報告本番では、多くのゲストを前に緊張しながらも堂々とプレゼンテーションをします。中には苦手な生徒もいますが、チームで役割分担を行い、その生徒をサポートしながら壇上に立ちます。自分達が2日間かけて考えたアイディアを聴衆に思い切りぶつけます。

ゲストからは、詳しく聞きたい点を質問したり、報告を聞いた感想を述べたり、時に厳しい言葉もありました。それらの応答は、大人との接し方と変わらない、参加者の真剣な報告に対する誠意であるように感じます。受け答えをする参加者は、自分たちの提案が伝わるように言葉を選び丁寧に返答していました。

報告が終わると、2日間の振り返りを行いプログラムは終了します。本プログラムの目的は、地域課題の解決に関するプレゼンテーションをすることはもちろんですが、その過程で学びや成長を得ることです。振り返りシートを見て驚いたのは「メンバーに助けてもらったこと」の欄に、ほとんどの参加者がぎっしり文章を書いていたことです。自分は何ができたか分からなくても、メンバーは本人の動きに助けられ、無事報告することができたと感じていたようです。

           

◯プレゼンテーション内容◯

第1回 商店街の魅力発掘大作戦@いずみ

第2回 外国人も過ごしやすいまちづくり@南さつま

第3回 新たな食のブランドづくり@きりしま

アンケート集計結果

今回のプログラムを通じて、参加者は自分の強みや弱み。得意なこと、そうでないこと。自分の興味関心。今後進みたい進路。そして、地域の実情。これらに、気付く2日間になったはずです。学校や日常生活に戻り「目標が見つかり勉強に身が入るようになった」「自分の地域が気になりイベントに出てみた」「関連するニュースが流れると見るようになった」など、小さな変化があると運営メンバー一同嬉しく思います。そして現状に満足せず、次のステージで活躍するみなさんに会えることを楽しみにしています。

次回は、2020年3月7,8日に「第4回Quick&Chalkプログラム@かごしま」。ぜひ多くの方の挑戦をお待ちしています。

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